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日本の舞台のほか韓国演劇、フィギュアスケートにも関心あり

上野 紀子

演劇ライター

劇団印象indianelephant「藤田嗣治~白い暗闇~」

2003年から活動している劇団印象(インゾウ、と読むのですね)の第27回目となる新作公演は、画家・藤田嗣治の、太平洋戦争時の生きざまを描いたもの。劇団を率いる劇作家・演出家の鈴木アツトさんが、藤田を始めとする当時の画家たちが戦争画を手掛けていたことに着目し、彼らの思想や、藤田の戦争画に込めた真意に迫る注目の舞台です。前回公演『エーリヒ・ケストナー〜消された名前〜』が高評価を得て、日本劇作家協会の新人戯曲賞最終候補作にノミネートされている鈴木さんの、評伝劇の枠に収まらない、人間本来の業を深く掘り起こした劇世界にぜひ出会っていただきたい。「国家と芸術家 三部作」と題し、本作を第1部として今後、第2部「ジョージ・オーウェル(仮)」第3部「エーリヒ・ケストナー〜消された名前〜(再演)」と上演が続くそう。まずは藤田嗣治から目撃を!

21/10/26(火)

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