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東条 碩夫
音楽評論家
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 R.ワーグナー 楽劇『ニーベルングの指環』ハイライト特別演奏会 ~飯守泰次郎 傘寿記念~
21/5/16(日)
東京文化会館 大ホール
<飯守泰次郎が極め付きのワーグナー『ニーベルングの指環』抜粋を指揮> 飯守泰次郎は、わが国最高のワーグナー指揮者として、絶大な人気を誇る存在である。その彼が、傘寿を迎えた記念として、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を指揮、ワーグナーの壮大無類の楽劇『ニーベルングの指環』4部作から、「ワルキューレの騎行」など、名場面を演奏する。 ダニエラ・ケーラー、シュテファン・グールド、トマス・コニェチュニーら超一流のワーグナー歌手は既に来日しており、これを妻屋秀和、高橋淳ら日本勢が迎え撃つという、夢のような演奏会だ。 コロナ禍のため、一時は聴衆を入れての公演も危ぶまれたが、これだけの顔ぶれが来日するワーグナー演奏会、なんとか実施できる状況に至ったのはうれしいことである。
21/5/11(火)