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「クラシックソムリエ検定」編集長にしてピアノのスペシャリスト

高坂 はる香

音楽ライター

上原彩子 ピアノ・リサイタル

2022年のデビュー20周年にむけて、ピアニストの上原彩子さんが行なっているリサイタルシリーズ。コロナ禍で全てがストップする直前の3月後半に滑り込みで行われたVol.1に続き、1月13日にVol.2が行われます。 毎回、ロシアものプラス一人の作曲家という形でプログラムが選ばれていますが、今回取り上げるのは、ラフマニノフとショパン。Vol.2にしてさっそく、ピアノ音楽の王様たちがドドンと出てまいりました。 しかもプログラムは、ショパンの「24のプレリュード」という大曲を前半に。そしてその前奏曲の第20番から主題をとってラフマニノフが書いた「ショパンの主題による変奏曲」ほかを後半に、というもの。 子供の頃に師事したロシアの名教師、ゴルノスタエヴァ先生の容赦ない指導のおかげで、長らくショパンに苦手意識を持ち続けてきたという上原さんですが、2020年は自粛期間中にショパンを改めて勉強しなおしたとか。新境地を聴くことができそうです。

21/1/5(火)

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