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歯に衣着せない辛口コメントが人気のクラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

神戸市室内管弦楽団 第151回 定期演奏会

新たな攻勢に転じた神戸市室内管弦楽団、鈴木秀美が音楽監督に      バロック音楽の名指揮者、チェリストとしても不動の地位を占め、近年はレパートリーをいっそう拡大し、しかも個性的な演奏を聴かせて人気を博している鈴木秀美が、この4月に神戸室内管弦楽団の音楽監督に就任した。 同楽団は1981年創立で、かつてはゲルハルト・ボッセや岡山潔を音楽監督に戴いてきたオケである。神戸生まれの鈴木秀美も、創立時はそのメンバー(首席奏者、副指揮者)だったというから、両者の縁は深い。 秋の第1弾の定期は「弦の曲」で、グリーグの「ホルベアの時代から」、ドヴォルジャークの「弦楽セレナード」、シェーンベルクの「浄夜」という、弦楽合奏の魅力が最大限に発揮される見事なプログラムだ。これはぜひ聴きに行って、新しい意欲的な活動に声援を送りたいものである。

21/9/17(金)

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