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水先案内人のおすすめ

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いつも劇団四季と宝塚と歌舞伎を上演中の劇場にいます

原田 順子

演劇ライター

宝塚宙組『オーシャンズ11』 宝塚歌劇宙組 東京宝塚劇場公演 ミュージカル

ハリウッドの同名大ヒット映画を世界で初めてミュージカル化し、2011年に星組、13年には花組が上演。いずれも好評を博し、星組初演を観劇した映画版の監督、スティーヴン・ソダーバーグも大興奮したという、ミュージカル『オーシャンズ11』の3度目の上演です(ちなみに14年には、同じ小池修一郎の演出で、香取慎吾主演による男女版も上演されました)。 今回の宙組公演では、星組版の新人公演で主役のダニー・オーシャンを演じた、トップスターの真風涼帆と、ラスティー・ライアンを演じた2番手スター芹香斗亜が、今度は本役として、8年ぶりに同じ役に挑むのも話題になっています。 天才詐欺師ダニー・オーシャン、昔馴染みのラスティーを中心に、ディーラーやマジシャン、スリ、ハッカーなど、その道のスペシャリスト11人が、ラスベガスのカジノから大胆不敵な作戦で1億5千万ドルを奪う、胸のすくようなストーリーは、何度観ても胸が躍りますし、スーツ姿のカッコいい男役がたくさん登場するのも、宝塚の醍醐味です。 オーシャンと妻のテス(星風まどか)、標的のカジノを所有するホテル王との三角関係も見どころの1つ。太田健作曲のミュージカルナンバーも名曲ぞろいです。

19/6/9(日)

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