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「クラシックソムリエ検定」編集長にしてピアノのスペシャリスト

高坂 はる香

音楽ライター

小菅優&新日本フィルハーモニー交響楽団

せっかくのベートーヴェン生誕250年だった2020年。もっともっと演奏されまくるはずだったベートーヴェンが、年明けもまだまだ取り上げられます。満足しきれず2021年も生誕250年を引きずっている我々を見て、ベートーヴェン氏も喜んでいることでしょう。 さて、そのようなわけでお正月明けの1月6日には、「小菅優 & 新日本フィルハーモニー交響楽団 《生誕250周年オール・ベートーヴェン》」が行われます。 小菅優さんは、数年前にピアノソナタ全集を完成させるなど、ベートーヴェンに熱心に取り組むピアニスト。その演奏は、まっすぐで愛に満ち、ベートーヴェンが本当に好きなのだろうと感じられます。 新年の幕開けとなる今度の公演では、角田鋼亮さん指揮、新日本フィルとともに、ピアノ協奏曲の第1番と第5番「皇帝」を披露してくれます。華やかな「皇帝」ももちろんいいですが、第1番もものすごく幸せなムードで始まり、キラキラと終わる名曲。楽しみすぎます。

20/12/29(火)

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