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高松 啓二

1958年生まれ イラストレーター

ロケットマン

オレンジ色のかぶりモノをした男が、自身の半生を語りだす。男の名前は、レジナルド・ドワイト=エルトン・ジョンである。幼少期の両親の確執、音楽の才能に気づき、ロックミュージシャンを目指す。成功と堕落、同性愛の遍歴を余す事なく描く。 本作のエルトンはもの凄くイヤ〜なやつで、かなり闇の部分まで迫っているので大丈夫?と思うが、ミュージカル仕立てのせいか深刻になるぎりぎりのところで止めている。ちなみにエルトン自身が監修しているから自虐的なのは本人の要望か? それでも最大の魅力は、主演のタロン・エガートン自身の歌唱力だ。オリジナルにも遜色ないレベルには驚かされる。『ボヘミアン・ラプソディ』に続くロックレジェンド映画と言えるだろう。監督も同じだしね。

19/8/19(月)

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