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東条 碩夫

音楽評論家

NHK交響楽団 第1936回 定期公演 池袋Cプログラム

パーヴォ・ヤルヴィとN響の名コンビを今のうちに聴いておこう      N響が正式に「定期公演」を再開する。新機軸は「休憩なし、長さ60~80分」というプログラム編成だ。その第1弾は「定期Cプロ」で、ハンガリーの大作曲家バルトークの「中国の不思議な役人」組曲版と、「管弦楽のための協奏曲」。 指揮は首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィだが、N響のプログラムにデュトワ以来の大胆で新鮮な息吹をもたらした彼の任期も、ついに今シーズンで終る。聴くなら今のうちである。ただそれだけに、定期会員以外の人には、チケット入手が難しくなるかもしれない。 この2曲は面白い。「中国の不思議な役人」は、殺されても生き返って女性に迫る宦官を主人公にしたバレエ音楽で、バルトークの比較的初期の野性的な作風が凄まじい迫力。「管弦楽のための協奏曲」は、晩年の円熟した管弦楽法が素晴らしい。

21/9/4(土)

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