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「名画座かんぺ」発行人による極私的旧作邦画オススメ

のむみち

名画座かんぺ発行人

没後十年記念 映画俳優 池部良

『如何なる星の下に』1/25〜31 シネマヴェーラ渋谷「没後十年記念 映画俳優 池部良」(1/18〜2/7)で上映。 佃島のおでん屋の三姉妹(山本富士子、池内淳子、大空眞弓)のそれぞれの行く末を豊田四郎が描く、高見順原作の文芸ドラマ。 豊田四郎といえば文芸映画ですが、中でも個人的に好きな作品のひとつです(若干長いですが)。別れた夫(森繁久彌)から復縁を迫られるのをはねのけることもできず、ほのかに恋心を寄せる記者の倉橋(池部良)と結ばれることもできない、やるせない女の運命を背負った山本富士子の神々しいまでの美しさ……!情けない元夫・森繁の独断場シーンもすごいですが、ラストの卒中で寝たきりの父親(加東大介)の元で、酒乱の母親(三益愛子)が禁止されていた酒に手を出し暴れているシーンがあまりにも地獄絵すぎて、沸々と笑いすら込み上げてきます。恐るべし、三益愛子。

20/1/20(月)

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