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「クラシックソムリエ検定」編集長にしてピアノのスペシャリスト

高坂 はる香

音楽ライター

小曽根真×児玉桃 スペシャルコンサート

ジャズの小曽根真さんとクラシックの児玉桃さん。センセーションを巻き起こしたストラヴィンスキー「春の祭典」の初演から100周年であった、2013年。思い起こせば、この曲の2台ピアノ版の演奏をたくさん聴きましたが、そのなかでも、翌2014年春にヤマハホールで聴いたこのお二方による「春の祭典」は、もっとも強く心に残るものでした。その場で生まれるフレッシュな音を持つ二人の掛け合いは、とにかくエキサイティングです。 前半はそれぞれのソロ。児玉さんがショパン、そして小曽根さんは、児玉さんの演奏からのインスピレーションをもとに自分なりのショパンを演奏するとのこと。 そして後半のメインプログラムは、バルトーク「2台のピアノと打楽器、管弦楽のためのソナタ」。この曲を2018年に取り上げた際、二人は打楽器奏者とも意気投合、一度ではもったいないと、今度の再演につながったとか。バルトークの鮮烈な音とリズムを堪能できそう。

20/2/1(土)

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