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落語を中心に、講談、浪曲など演芸を長く担当。著書、編著も多数。
長井 好弘
演芸ジャーナリスト、読売新聞編集委員
シンプー寄席〜ユニット代表芸人~
21/7/19(月)
お江戸上野広小路亭
毎回ユニークなテーマを掲げる「シンプー寄席」が、二ツ目ユニット急増を受けて、落語芸術協会所属の二ツ目ユニット4組の代表を集め、落語とトークの“バトル”を決行する。参加者は、3チーム9人の集合体「√9」から春風亭昇、「メンバー1人でユニットと言えるのか」と話題の「孤鳥(ことり)」から三遊亭小とり、「√9」に声をかけられなかった3人組「撃鱗」から三遊亭吉馬、そして先輩格の「芸協カデンツァ」からは桂鷹治。「ユニット乱立に終止符を打つ」と小とりが吠えれば、「後進に道を譲るつもりはない」と迎え撃つ鷹治。生臭い政争などとは無縁の、こういう派閥争いなら大歓迎だ。
21/7/7(水)