『キャプテン・マーベル』を観たあとの第一声は「いやあ、本当にマーベルって凄いなー」だった。初の女性ヒーロー主人公で、監督も男性とのコンビだとはいえ初の女性。しかも、アクションもメジャー映画も初めてにもかかわらず、それでもしっかり「面白い！」からだ。 今回の最大のポイントは、マーベル初心者もツワモノも楽しめるという点。時代はアベンジャーズも存在していない95年。主人公の女性は、記憶のない“地球に落ちてきた女”。そんな彼女が、のちにアベンジャーズを結成させるニック・フューリーを相棒に自分の記憶を辿る旅を繰り広げる。そこにはミステリ的な展開や、バディものの魅力、さらに時間とともにヒーローものの面白...

19/3/11(月)