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水先案内人のおすすめ

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平辻 哲也

1968年生まれ 映画ジャーナリスト

テッド・バンディ

テッド・バンディは1974から78年にかけて、30人以上の女性を殺害したシリアルキラー。これまでも何度もドラマでは取り上げられ、最近でもNetflixオリジナルドラマ『マインドハンター』(デヴィッド・フィンチャー監督)に登場した。殺人の数もおぞましいが、それにも増して、どこか悪魔的な魅力があるのだろう。 本作は、そのバンディに唯一殺されなかった恋人リズの視点から描いていく。主演はディズニードラマ『ハイスクール・ミュージカル』や『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロン。IQ160で、ハンサム。スマートに言葉を選び、女性が心惹かれるのはよく分かる。 映画は刑務所の面会室でのバンディとリズの会話から始まる。リズは「出会いを覚えている?」といい、バンディは「ああひと目で恋に落ちた」と答える。“シリアルキラーもの”とは思えない始まり。裁判ではバンディは弁護士をクビにして、自らを弁護人となり、無罪を主張。裁判には女性の追っかけも多数いた。あまりの巧みさに、こちらもバンディは本当に殺していないのではないかと錯覚するほど。鑑賞後もじんわり後を引く。いやぁ、人間って恐ろしい。一人でこっそり観るのがオススメ。自身の闇とも向き合ってみたら。

19/12/27(金)

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