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「クラシックソムリエ検定」編集長にしてピアノのスペシャリスト

高坂 はる香

音楽ライター

【公演中止】国際音楽祭NIPPON2020 諏訪内晶子 室内楽プロジェクト Akiko Plays MODERN with Friends

最近、演目の“予習”をしていて、俄然聴きに行くことが楽しみになったのが、この公演。 ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんが芸術監督を務める、国際音楽祭NIPPONの室内楽プロジェクト。その、古典的な室内楽曲と対比させる形で、現代作品のみによる曲目をとりあげる演奏会です。ライヒの「ヴァイオンリン・フェイズ」、川上統の組曲「甲殻」からの数曲、ダバルディのピアノ三重奏、そしてオーンスタインのピアノ五重奏曲が演奏されます。 公演に出演するピアニスト、マルクス・グローさんによると、「川上統のいくつかの作品はとてもリズミカルで、ジャズの即興のよう。オーンスタインもおもしろい作品。激しく、ボルテージが高い」。 オーンスタインは、現代曲や超絶技巧作品など攻めたレパートリーに積極的に取り組むピアニスト、マルク=アンドレ・アムランさんが取り上げた録音を聴くことができますが、とにかく刺激的でかっこいい。そのピアノ五重奏曲は、生で聴ける機会が少ない作品だけに、ぜひ会場で体験しておきたいものです。

20/3/1(日)

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