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本業はヘビメタ誌編集者。寄席、落語会は年200回以上通う。関連著書も多数。

広瀬 和生

「BURRN! 」編集長、落語評論家

第三回 志らく独り会

人物を演じる「落語」、観客に語りかける「独り語り」、そして「一人芝居」。これらを総合した独自の新作落語のスタイルを立川志らくが追究する「志らく独り会」。第一回は志らくの劇団「下町ダニーローズ」が2016年に初演した『不幸の家族』、第二回は志らくが2016年に初演した一人芝居『不幸の伊三郎』を、各々このスタイルで演じている。 今回の新作は『上海パラダイス』。志らくは落語を演じてからその後日談を「下町ダニーローズ」の芝居で表現する「演劇らくご」公演を行なっていたが、『上海パラダイス』は立川談志十八番『鉄拐』の後日談として2009年に「演劇らくご」で初演されたもの。今回も『鉄拐』と併せて演じられる。要注目だ。

19/10/16(水)

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