手がけたベネディクト・エルリングソン監督はデビュー作『馬々と人間たち』で注目を集めるアイスランドの新鋭。同作は日本でも密かに話題を集めたので、彼の名を覚えている方も多いことだろう。 アキ・カウリスマキやロイ・アンダーソンに続く北欧の新たな才能と脚光を浴びる彼だが、この『たちあがる女』はなんとすでにジョディ・フォスターが自ら監督・主演でリメイクすると決定している。 ただ、これが実に納得。というのも主人公は、コーラス団の講師ながら、環境社会活動家という裏の顔を持つ中年女性。加えて、政情不安にある...

19/3/8(金)