小林克也は『ベストヒットUSA』のDJとして、80年代の洋楽シーンを牽引してきた。当時、新しい音楽メディアとしてミュージック・ビデオが登場。マイケル・ジャクソンなどの曲がダンス・パフォーマンス付きで楽しめるようになって、ヒットチャートの様相は一変した。小林はグルーヴィーなトークでそうした音楽を紹介し、洋楽ファンをおおいに楽しませた。また小林はYMOのあの“スネークマンショー”を生み出した張本人でもある。 そして小林が1982年に組んだのが、伝説のバンド、小林克也＆ザ・ナンバーワンバンドだ。このバンドの『うわさのカム・トゥ・ハワイ』は、ハワイ移民の広島弁をフィーチャーした、初の日本語ラップとし...

19/3/21(木)