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東条 碩夫
音楽評論家
飯守泰次郎×関西フィル「ワーグナー特別演奏会」/第58回大阪国際フェスティバル2020
21/1/23(土)
ザ・シンフォニーホール
これは「第58回大阪国際フェスティバル2020」と「関西フィルハーモニー管弦楽団創立50周年記念」を併せた演奏会で、昨年開催が予定されながら延期になっていたものだ。 飯守の十八番たるワーグナーの作品のみでプログラムが組まれ、『タンホイザー』『トリスタンとイゾルデ』『ワルキューレ』『神々の黄昏』などから、序曲やいくつかの名場面が演奏される。 出演ソリストは池田香織(ソプラノ)とミヒャエル・クプファー・ラデツキー(バリトン)で、「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」や「ブリュンヒルデの自己犠牲」なども歌われる予定だ。 飯守泰次郎は、これまでにもワーグナーのオペラを数々上演して来た指揮者であり、日本随一のワーグナー指揮者と呼ばれるに相応しい存在。味のある演奏を聴こう。
21/1/15(金)