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クラシックの一般化をライフワークとする元祖クラシックソムリエ

田中 泰

音楽ジャーナリスト

バッハ・コレギウム・ジャパン ブランデンブルク協奏曲 第135回定期演奏会

ヨハン・セバスチャン・バッハが遺した膨大な作品の中でも、最も親しみやすい作品の1つが『ブランデンブルク協奏曲』だろう。 全6曲からなるこの素敵な協奏曲集がどのような経緯でまとめられたのかは今だに解明されていない。有力な説としては、バッハ自身が自らの“就職活動”のためにまとめたというのだから興味深い。 当時の音楽家たちは、王侯貴族や協会に雇われて音楽活動を継続していたため、バッハ自身もより有利な就職先を常に求めていたというのがその理由。なにはともあれそのお蔭でこんなに素敵な作品集が出来上がったことを喜びたい。しかもこの作品を演奏するのが世界最高峰のバッハ演奏団体バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)なのだからたまりません。 11月23日三井住友海上しらかわホール(愛知) 11月24日東京オペラシティコンサートホール(東京)

19/11/15(金)

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