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「頭がいい人、悪い人の話し方」のベストセラー作家にして論文の達人。
樋口 裕一
作家
東京交響楽団フィナーレコンサート 若き才能と名匠が心に迫るフィナーレを／フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2019
19/8/12(月)
ミューザ川崎シンフォニーホール
私は時々、マエストロ尾高忠明の演奏を聴きたくなります。オーソドックスで、小手先のことは何もしないまま、心の底から音楽を盛り上げていきます。音のからみが精妙で音色も見事。そんな演奏です。 今回のメインになる曲はショスタコーヴィチの交響曲第5番。ふつふつと沸き起こる怒りと悲しみと、そして最後の勝利。そのような深い思いが徐々に爆発していくでしょう。 前半には、トルコ生まれの若手ピアニスト、ジャン・チャクムルのピアノによるシューマンのピアノ協奏曲が演奏されます。ベテランと若手、そして精妙なアンサンブルを得意とする東響によってどんな音楽が紡ぎだされるのかが楽しみです。
19/8/4(日)
