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“燃え”なければ映画ではない!アツい作品をセレクト
相馬 学
フリーライター
マイ・サンシャイン
18/12/15(土)
ヒューマントラストシネマ有楽町
1992年のLA暴動を今、題材として描くのは、人種差別、ひいては分断という社会の現実を見据えてのことだろう。『裸足の季節』の女性監督デニス・ガムゼ・エルギュヴェンの意志がみなぎる力作。 暴動に宿るブラックコミュニティの怒りだけでなく、それに舞い上がり、踊らされ、乗じる暴徒の現実をも見据え、そこに潜む問題を提起。一方では、人種を超えて芽生える絆のエピソードもあり、希望を灯すことも忘れていな...
18/12/11(火)