ベートーヴェンの生誕250年を記念したメモリアルイヤーも残り2ヶ月。そこで気になるのが「第九」だろう。密をさけるために合唱をどうするのか？ といった課題を抱えた「第九」ではあるが、この時期になると何故か「第九」が恋しくもなり聴きたくなるのが日本人のサガと言えそうだ。 その希望を満たしてくれる公演が「ピリオド楽器オーケストラ第九演奏会」だ。ベートーヴェンが活躍していた当時の楽器であるピリオド楽器（古楽器）を使用したオーケストラの響きは新鮮の極み。 当日は、横浜みなとみらいホールでの「第九」のために結成された合唱団「クール・ド・オルケストル・アヴァン＝ギャルド」も参加して、コロナ禍に対応した現代の「第九」を披露する。

20/11/1(日)