劇作家、演出家、映画監督として多くのファンを持つ韓国のマルチ・クリエイター、チャン・ジン。“韓国の三谷幸喜”や“韓国のクドカン”などと呼ばれる彼の作品は、日本でも映画『トンマッコルへようこそ』や、その原作である同名の舞台も翻訳上演されています。長く映像に取り組んでいた彼が、2015年12月に13年ぶりに新作を書き下ろし、大学路（ソウルの演劇街）でスマッシュヒットを飛ばした舞台、それがこの『花の秘密』。筆者も大学路の初演を観て抱腹絶倒、「早く日本で翻訳上演してくれ！」と心待ちにしていたのでした。その願いを実現してくれたのは、舞台『トンマッコル〜』でも翻訳を手がけた女優の洪明花さん。自ら企画し、上...

19/1/20(日)