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立川 直樹
1949年生まれ プロデューサー、ディレクター
イサム・ノグチ 発見の道
21/4/24(土)~21/8/29(日)
東京都美術館 企画展示室
彫刻のみならず、舞台芸術やランドスケープ、家具や照明などのプロダクトデザインから遊具のデザインにまで及ぶ様々な分野で多才ぶりが注目されてきたイサム・ノグチ(1904-1988)の真骨頂に迫る展覧会が開催される。 『発見の道』というタイトルで3つの展示空間で構成される展覧会は香川県・牟礼にあるアトリエで石工の和泉正敏とともに作り上げ、ノグチ芸術の到達点とされている晩年の彫刻が牟礼以外初めてまとめて展示され、他にも国内外の多数の大型作品や“あかり”を含めて約90件の作品が集結するもので、“発見”を繰り返しながら“彫刻とは何か”を追及したノグチの創造の軌跡を辿るもの。 「価値あるものはすべて、最後には贈り物として残るというのはまったく本当です。芸術にとって他にどんな価値があるのでしょうか」というノグチの言葉がプレス資料からも強く伝わってくる。
21/3/21(日)