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365日アート情報を発信する人気ブロガーが教える、今見るべき話題の展覧会

Tak

美術ブロガー

珠玉のコレクション-いのちの輝き・つくる喜び 開館記念展Ⅰ

1976年の開館以来親しまれてきた「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が42階の高層階から、敷地内に新しく「SOMPO美術館」として新たにオープンしました。展示室の広さ(面積)も拡大しただけでなく、SOMPO美術館の目玉作品である、ゴッホ「ひまわり」のために、特別に設計したスペースを用意し、これまでよりも近くから鮮やかな色彩や筆致を鑑賞できるようになりました。5階建ての真新しい美術館へまず入館するとエレベーターで最上階へ。その後、4階、3階と下りながら作品を観て行きます。2階はショップとカフェが入っています。開館記念展では、ゴッホの「ひまわり」を筆頭にセザンヌ、ゴーギャン、ルノワール、グランマ・モーゼスなどこれまでも常設展示でお馴染みだった名品が揃い踏みしています。閉館中に幾つかの作品の修復を行い、今回お披露目もされています。中でも、大正・昭和期に京都で活躍した日本画家、山口華楊による初期の大作「葉桜」の屏風絵は、全面的な修復が行われ、約10年ぶりの公開です。意外なものとして東郷青児デザイン「東京火災保険株式会社 保険案内」なども展示されています。他にも東山魁夷、岸田劉生、有島生馬、藤田嗣治、そして吉田博などなど見応えたっぷりの新装オープン「蔵出し展」です。

20/8/7(金)

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