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水先案内人のおすすめ

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夏目 深雪

著述・編集業

ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021

『悪は存在せず』(11/20、21) 〜「ドイツ映画祭 HIRIZONTE 2021」(11/18~21)で上映 イランの死刑制度に関する4つのエピソードから人間の尊厳を問うモハマド・ラスロフ監督の作品。2020年のベルリン映画祭の金熊賞を受賞した。昨年の東京国際映画祭で上映された時によくこんな国の暗部を抉り出す作品が撮れたな……と思ったが、監督はドイツ在住とのことで、納得した。 今年のドイツ映画祭は、アフガニスタン難民の息子としてドイツで生まれたブルハン・クルバニ監督の『ベルリン・アレクサンダープラッツ』を始めとして、イラン系移民のファラズ・シャリアット監督の自伝的作品『未来は私たちのもの』、イランの政治犯が収容される刑務所で生まれドイツに逃れ、女優としても活躍するマリアム・ザレー監督のドキュメンタリー『マリエム エヴィ―ン刑務所に生まれて』など、本国ドイツに留まらない攻めたセレクションが見どころ。

21/11/11(木)

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