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渡辺 祥子

映画評論家

ベル・カント とらわれのアリア

南米某国の副大統領邸で世界的オペラ歌手ロクサーヌ・コス(ジュリアン・ムーア)の歌に聴き惚れていた客が武装テロ集団の襲撃を受けて人質になる。その客の中にいるのが日本から来た実業家ホソカワ(渡辺謙)と、通訳のゲン(加瀬亮)。実際にペルーの日本大使公邸で起きた事件をヒントに生まれた小説が原作だ。殺伐とした恐怖の場に流れる歌姫の美しい歌声。そこに生まれてくるテロリストと人質の想像を超えた交流を交えて進むドラマは、この歌姫と日本人実業家に芽生える恋も見せる。不安や恐怖に追いつめられても音楽の持つ力は大きく、人々の心を洗うのだと語る方向へ進むドラマはロマンティックだが、その先に待つ甘くない現実はやるせない。

19/11/11(月)

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