モンキー・パンチと宮崎駿が生んだ世界に愛される映画『ルパン三世 カリオストロの城』。 1979年に公開され、今も多くのファンに支持される不朽の名作が、4K映像という高画質と7.1chサウンドでよみがえり、大スクリーンで堪能できてしまうのだから見逃して欲しくない。 やんちゃでキメる時はキメるルパンが宮崎版ではさらにコミカルになり、少女クラリスを守る王子のような振る舞いも見せる究極の恋物語なのが大衆の心を鷲掴みにする理由のひとつ。 『未来少年コナン』のように建物の壁を駆け下り、銭形警部と結託して悪を倒そうとする姿などが鮮明な色合いで目に飛び込んでくる喜び、迫力のサウンドであのテーマ曲や映画のテーマ曲が聴ける興奮たるや。 さらに同時上映の『ルパンは今も燃えているか？』は「ルパン三世」の魅力が詰まったカーチェイスやアクション、セクシーな峰不二子の名シーン、次元や五ェ門との友情物語としても楽しめるルパン入門編としても美味しい一本。 「ルパン三世」アニメ化、50周年に相応しい特別上映に大満足。

21/9/27(月)