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洋画、邦画、時々アニメ 映画で人生が変わります

堀 晃和

ライター&エディター。記者歴27年、元産経新聞文化部長。映画と音楽と酒文化が守備範囲。

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒

ストップモーション・アニメは、パペット(人形)などの物体を1コマずつ動かして撮影し、連続再生して動いているように見せる手法だ。最高峰と称されるのがアメリカのスタジオ「ライカ」。最新作は、そのなめらかな動き、立体的な質感で、観る者を圧倒する。 舞台はヴィクトリア朝の英国。ライオネル卿は、人間に至る進化の過程をつなぐ生物ミッシング・リンク(失われた環)の発見に執念を燃やす探検家。ついにはアメリカの山奥で身長2メートル超の生物サスクワッチ(ビッグフット)を発見する。英語で冗談も話す陽気な毛むくじゃらの生物は独りぼっちで孤独に悩んでいた。「Mr.リンク」と名付けて相棒にしたライオネルは、生物の仲間がいるヒマラヤの秘境シャングリラを目指すが……。 監督は少年時に観た『レイダース』に影響を受けたという。英国紳士のライオネルは探偵ホームズでもあり、インディ・ジョーンズのようでもある。コメディにサスペンス、ロマンスなどいろんな要素が詰まった傑作冒険活劇だ。 フルCGとは異なる独特の緻密な映像美を堪能してほしい。顔パーツは10万6000通りにも及ぶ。パペットの額をつたう汗に気付いた時は、思わずうなってしまった。

20/11/11(水)

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