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ジャズとその周りにある音楽をオススメ
柳樂 光隆
音楽ライター、ジャズ評論家
今、注目されるカリビアンたちによる新たなジャズの中のひとつ。マルチニーク出身のピアニストのグレゴリー・プリヴァが、グアドループ出身のパーカッショニストのソニー・トルーペとともに作っているのが、グアドループのリズム「グウォカ」をベースにして、それをもとに現代のジャズのテクニックや理論を組み込んだ新しいカリビアン・ジャズ。 フランスのジャズシーンを中心にしている彼らだが、フランスではもともとアラン・ジャン・マリーのようなグアドループ出身のミュージシャンがいて、彼らは「ビギン・ジャズ」と呼ばれて、その音楽にももはや歴史がある。フランスとカリブ海のにおけるジャズを知るための音楽でもあるのだ。彼らと日本を代表するギタリスト小沼ようすけとコラボレーションだ。
19/7/25(木)
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