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“燃え”なければ映画ではない!アツい作品をセレクト
相馬 学
フリーライター
チャイルド・プレイ
19/7/19(金)
TOHOシネマズ 日比谷
現代風にアレンジし、なおかつガチで怖がらせることを試みたリメイク。1988年のオリジナル版は殺人人形チャッキーの誕生の背後にブードゥー教の呪術があったが、今回はオカルト要素はいっさいない。 まず、チャッキーはシンプルな人形ではなく、スマホのアプリでコントロールできる子供向けのAI製品なのだ。それが悪意あるプログラミングにより暴走。『悪魔のいけにえ』を観て包丁や電ノコの使い方を覚えるなどの学習能力が惨劇の布石となる。 チャッキーとそれを所有する少年アンディとの絆はドラマをエモーショナルに彩り、それゆえの共感が観る者を前のめりにさせる。このリメイクは、クオリティが高い!
19/7/16(火)
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