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一瞬がすべてを救う映画、だれも断罪しない映画を信じています
相田 冬二
ライター、ノベライザー
台北セブンラブ
19/5/25(土)
アップリンク吉祥寺
私たちが生きていく上でいちばん厄介なのはプライドというものを有していることです。プライドがない人なんていません。そんなのないよとうそぶく自虐キャラの人のコンプレックスもまたプライドが反転したものにすぎないからです。このプライドがにょきにょき出しゃばってくるのがビジネスと恋愛。社会人としてはもちろんプライベートにおいてもプライドが介在しない局面はありえません。 仕事におけるプライドとLOVEをめぐるプライドを区分けすることなく地続きのまま同じ舞台の上に乗せて華麗に料理したのがこの作品です。デザイン事務所を舞台にした男女7人のプライドの交錯。うんざりするほど冷徹なわけでもなく。愚かしさを全面肯定...
19/5/21(火)