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東条 碩夫
音楽評論家
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
19/11/18(月)
サントリーホール 大ホール
アムステルダムに拠点を置くオランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は、首席指揮者が空席のため、パーヴォ・ヤルヴィを指揮者として来日する。 N響の首席指揮者としても人気のあるパーヴォ・ヤルヴィが、伝統を誇る古豪オケをどのように制御してみせるだろうか? 両者の組み合わせによる演奏が日本で聴けるのは今回が初めてなので、それがかえって面白いだろう。このオケも、かつてのしっとりした味から現代的な機能性を前面に出す楽団に変貌しているが、今回はどうか? 各プログラムには、ブラームスの「交響曲第4番」、ショスタコーヴィチの「交響曲第10番」、ラン・ランとの協演によるベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第2番」などがある。 ・11月18日、19日 サントリーホール ・11月20日 愛知県芸術劇場 ・11月22日 ミューザ川崎シンフォニーホール ・11月23日 フェニーチェ堺
19/11/10(日)