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水先案内人のおすすめ

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現代の名人芸を追い続ける

山本 益博

1948年生まれ 料理評論家、落語評論家、プロデューサー

三遊亭わん丈 隔月独演会「わん丈ストリート」Vol.28

「わん丈ストリート」とサブタイトルがついている定例の独演会。今回の目玉は『怪談牡丹灯籠』の「栗橋宿」。8月の落語会はどこも怪談噺で溢れているのは、夏の納涼噺というばかりでなく、三遊亭円朝の「円朝忌」が8月11日ということも大きな理由で、なかでも円朝作の『牡丹灯籠』が一番人気。立川志の輔は「志の輔らくご in 下北沢」と称して、毎年『牡丹灯籠』を高座にかけることを恒例にしているほど。わん丈の大師匠は三遊亭圓生で、『牡丹灯籠』は十八番だった。正統派の流れをくむ噺を、このところ着実に力をつけてきた二つ目のわん丈が、現代の人間模様に通じる『牡丹灯籠』をどのように聴かせてくれるのか。

21/8/6(金)

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