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「名画座かんぺ」発行人による極私的旧作邦画オススメ

のむみち

名画座かんぺ発行人

第3回浪曲映画祭─情念の美学2021

今年で三度目、毎年浪曲口演付き上映やトークショーが話題の「浪曲映画祭」(6/25~29)。今年も、映画16本、浪曲11口演、活弁付き上映1回、トークショー3回と豪華! 日替わりでテーマが決められており、各日それにちなんだプログラムとなっています。6/26(土)のテーマは、村田英雄。朝から夕方まで、山根貞男氏(祝☆「日本映画作品大事典」刊行!)の解説を挟み3本の村田英雄出演作が観られます。また6/28(月)のテーマは、「清水次郎長伝」。筆者は恥ずかしながら、今年に入ってすぐのラピュタ阿佐ヶ谷での「次郎長三国志シリーズ一挙上映」で初めて小堀版『次郎長三国志』を体験した(サイコー!)のですが、今回はその第八部でシリーズ中屈指の名作とされる『海道一の暴れん坊』がラインナップに。チラシの宣伝前口上の結びに「この特集企画は、いわば私たちのDNAを探り当てる旅でもある」とあるように、これらのラインナップを通して、日本人としてのアイデンティティとも言える「情念の美学」をビンビンに感じたいものです。

21/6/25(金)

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