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“燃え”なければ映画ではない!アツい作品をセレクト
相馬 学
フリーライター
ハッピー・デス・デイ
19/6/28(金)
TOHOシネマズ 日比谷
ホラーのようにドキドキして、SFのように仰天し、ミステリーのように謎解きに挑み、青春劇のようなさわやかな感動を味わい、コメディのように大笑いして、ラブストーリーのようにキュンとする。1本の映画で、それらをすべてが体感できるわけがないと思っているなら、黙ってこの映画を観るべし。体感させるのは可能なのか? そんな疑問を抱いたなら、迷わず本作を観るべし。 殺され続けるだけのタイムループから抜け出そうとするヒロインの悪戦苦闘はスリリングかつユーモラスで、奔走の過程で愛や友情が芽生える。さらに意外な犯人の判明、ビッチだった主人公の成長へと向かうドラマはウルトラC級の着地を見せる。これは面白すぎる!
19/6/26(水)