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ドキュメンタリーの面白さを知ると映画の見方が変わる

村山 匡一郎

映画評論家、大学講師

21世紀の資本

東西冷戦の終焉後、いわゆる新自由主義という名の下の資本主義体制では貧富の格差が世界的に拡大している。それはどうしてなのか。その現実を、300年間のデータを分析して説明したフランスの経済学者トマ・ピケティによる大著『21世紀の資本』の映画化である。ピケティは監修とともに、自身も出演して自説を語っている。そのほか世界的に知られる幾人かの経済学者が出演して解説しているが、この手の学術書の映画化で問題になるのは、やはり映像といえる。歴史的な出来事の写真や挿絵、また記録映像に加え、例えば『ウォール街』や『怒りの葡萄』などの劇映画やアニメ映画の断片を利用しているが、どうしてもコラージュ的な構成になる印象が強い。やはり原作を読んだ方が理解しやすいのかもしれない。

20/3/17(火)

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