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NO MUSEUM, NO LIFE.

鈴木 芳雄

編集者/美術ジャーナリスト

もうひとつの江戸絵画 大津絵

大津絵とは江戸時代初期から、東海道&木曽街道の宿場である大津宿あたりで売られていた土産絵。絵師は不詳、画題は大体決まっていて、仏像、鬼、藤娘、弁慶、花売り娘、鳥獣など…ということは知っていたのだが、実はかなり分厚い日本美術事典にも載っていなかったりする。今回、展覧会を見て一層その魅力に引き込まれた。まず前述のように画題が一定なのでその中で個性が出る面白さ。表装には縞や絣のような素朴な布が使われていて、しかも軸先は木や陶だったりするのもいい。そしてこのおよそ150点が展示される今回、なんと言っても驚いたのが旧蔵者の華々しさ。小絲源太郎、柳宗悦、梅原龍三郎、芹沢銈介、大原孫三郎…。一流の美術品を知っている彼らだからこそ、この素朴で、遊びが溢れる絵を楽しんだのだろう。

20/9/25(金)

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