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能一 ナオ
次元を行き交うエンタメ系ライター
ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』"飛翔"
19/11/1(金)~19/12/15(日)
TOKYO DOME CITYホール、日本青年館ホール ほか
大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を原作にした演劇シリーズ8作目。2015年の初演から主演を務めた須賀健太をはじめとする烏野高校メンバーは2018年10月公演で全員揃って卒業。今回の“飛翔”から新たなキャストの〈新生烏野〉が始動した。 烏野高校メンバーは一新されたが物語は前作からの続きで、烏野高校排球部が激戦の末に白鳥沢学園高校を倒し、春の高校バレー全国大会・宮城県代表に決定。大会に向け強化合宿に参加する姿を描く。 脚本・演出は変わらずウォーリー木下、音楽は和田俊輔が手掛け、美術や振付、映像は刷新し、音楽も全曲新曲。LEDパネルを使用したセットに映像、音楽、ダンス、すべてがまさに「新生」の“ハイステ”だ。「繋ぐ・託す」というテーマを想起させる演出もあり、ウォーリーは「キャストとしての彼らが新生烏野として集まってきて、新しいチームを作ることとリンクした台詞もたくさんあります」とコメントしている。 11月に開幕した本作は、12月6日より東京凱旋公演に入る。長期の舞台を踏み、初々しい彼らがどう成長したのかも見どころだ。
19/11/29(金)