ピアニストの小曽根真さんによる、Special Solo & Duo コンサート。当初共演予定だったサクソフォン奏者のトミー・スミスさんの来日が不可能となったため、その卓越した演奏技術によりスーパー・トランペッターと称される、エリック・ミヤシロさんが登場します。 ハワイ生まれのミヤシロさんは中学生の頃、「天才少年」としてハワイのジャズクラブのステージに立った小曽根さんの演奏をこっそりと聴きに行き、そのすごさに畏れすら感じてしまったといいます。その後、バークリー音楽院で二人は出会い、以来、お互いの才能を認め合う仲になりました。小曽根さんはミヤシロさんの演奏について、「ハイノートが本当にきれい。神の光を見ているよう」と絶賛します。 二人のセッションは、互いに仕掛けあい、しっかりと聴き合って、呼吸をぴたりとシンクロさせているかのような、さすが旧知の仲といえるもの。しかも、文京シビックホールでアコースティックの音を聴けるところが、また素敵です。 長きにわたって刺激を与えあう二人が、今回も、予定調和でないライブを届けてくれることでしょう。

20/9/17(木)