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日本で(多分)一番多くの映画を観る(年間800本!=新作、旧作も入れると…)映画評論家
野村 正昭
映画評論家
七つの会議
19/2/1(金)
TOHOシネマズ 日比谷
『下町ロケット』や『陸王』『半沢直樹』シリーズなどで知られるベストセラー作家、池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』に続く2作目の映画化作品。東京健電という中堅企業を舞台にした企業サスペンスで、何よりも興味深いのは、主人公である営業一課の万年係長、八角民夫(野村萬斎)を、前半は“ぐうたら社員”に描いておいて、しだいに謎めいた存在として提示していること。彼の行動を課長の原島(及川光博)と社内OLの優衣(朝倉あき)が探るうち、親会社を含めた企業全体を揺るがす秘密が明らかになっていくという構造が面白い...
19/1/30(水)
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