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アートのみかた

村田 真

美術ジャーナリスト

江戸の土木

迂闊ながら「江戸の土木」は盲点だった。土木工事といえば明治以降の東京の話と思っていたが、考えてみれば江戸城もお堀も江戸の土木。同展では「橋」「水路」「埋立地」など、江戸後期から明治前半までの浮世絵に描かれた土木を紹介している。いちばん多いのは「橋」で、ゴッホの模写でも有名な歌川広重の《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》から、小林清親による明治初期の近代的な《東京五大橋之一 両国真景》、台風で流された橋を描く二代歌川国明の《千住大橋吾妻橋 洪水落橋之図》まで、27点ある。江戸庶民は隅田川を中心とする水都を行き交っていたのだ。ほかにも、神田上水や玉川上水、新吉原や浅草凌雲閣など、江戸から東京にかけての都市の発展ぶりがうかがえる。

20/10/30(金)

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