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ホラー、ミステリー、トンデモ映画が大好物
春錵 かつら
映画ライタ―
運び屋
19/3/8(金)
丸の内ピカデリー
人生の過ちをどう正そうか。 これをお勧めしなきゃなにを勧めるの?と思い、PCを開いた。 クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた本作は、実話から着想を得て作られた人生のドラマだ。 2014年6月「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載された「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」という1本の記事から、よくも彼らの背景にこんなに説得力のある世界を産みだしたものだ。 なぜ90歳も目前の彼が麻薬の運び屋に手を染めたのか、なぜ素人にも関わらず長い間捕まらなかったのか──ニック・シェンクの脚本...
19/3/4(月)