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365日アート情報を発信する人気ブロガーが教える、今見るべき話題の展覧会

Tak

美術ブロガー

特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」

昨年(2019)東京国立近代美術館工芸館で開催された『竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵』で、日本の竹工芸の素晴らしさを初めて認識するとともに、海外での評価の高さに驚かされました。我々日本人が見過ごしている魅力を同じ時代を生きる工芸家82名の豊かな感性により生み出された82点の作品により紹介している展覧会。明治42年に建てられた表慶館(重要文化財)の展示室に集結しています。 「工芸と日本人の自然観」これこそがこの展覧会を観る上での大事なキーワード。展示された52作品は、奇抜さを求めず、古来自然と共に泣き笑いしながら暮らしてきた日本人の姿を象徴的に表しています。ガラスケースを取り払い露出展示に。会場全体のデザインを建築家の伊東豊雄さんに依頼。その結果、会場全体が大きなひとつのアート作品となっています。 『工藝2020』で展示されているのは、焼物ばかりではなく、着物や彫刻、竹細工に絵画など実にバラエティーに富んでいます。現代の工芸品に対して抱いているイメージを一度鞘に納めて、素直な気持ちで向かい合いましょう。グローバルな視点を身に付けるためには、まず自分の足元の文化をしっかりと捉え理解することから始めねばなりません。海外に行けないコロナ禍の今だからこそ『工藝2020』展の重要性や意義が際立ちます。

20/10/9(金)

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