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木谷 節子

アートライター

特別展 小村雪岱スタイルー江戸の粋から東京モダンへ

大正から昭和初期に活躍した画家にして売れっ子デザイナーだった小村雪岱(1887-1940)の仕事を紹介。と同時に「江戸の粋」と「東京のモダン」を融合させた彼と同時代の作品や、その系譜をひく現代作家の作品も展示中だ。 東京美術学校で日本画を学んだ小村は、27歳の時に小説家・泉鏡花の本の装幀家に抜擢され、以後、数多くの本の装幀や挿絵にかかわっていく。硬くて細い線描で、しっとりとした江戸情緒をモダンに表現した彼は、「昭和の春信」と言われている。が、どこまでも可憐な春信の美人画に比べると、雪岱の美人は毒っぽく伝法で、それも時代の雰囲気に合っていたのだろう。 本展では彼が手掛けた出版物に心ひかれた。今よりずっと多くの工程を経て世に送り出された当時の書籍には、それらを作り、また手に取って大事に読んだ人々の愛情が詰まっている。そんな近代の出版文化にも触れることができる展覧会だ。

21/2/14(日)

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