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劇場に年に数回しか行かないよ、という人に観てもらいたい作品を中心に
よしひろまさみち
オネエ系映画ライター
海辺の映画館-キネマの玉手箱
20/7/31(金)
TOHOシネマズ シャンテ
世界的コロナ禍だけに、今年が終戦75周年ということがスルーされそうな今。故・大林宣彦監督の遺作は、それをありありと思い出させてくれる反戦・非戦へのメッセージ。 これを観るときは、主人公のひとりになったつもりにならないと、置いてけぼりをくらうことになるので要注意。波に1度乗ってしまえば、約180分間の戦争の歴史旅行に連れ出される。そこで見せられるのは美談でも悲劇でもない、戦争に巻きこまれた市井の人々。不安な世の中だからこそ、今一度見つめ直したいことが詰め込まれている。
20/7/31(金)