馬見岡綿向神社

鈴鹿山脈の南端にある霊峰「綿向山」の頂上に、神武天皇の時代、出雲国の開拓の祖神を迎え祀り、欽明天皇6年(西暦545年)に祠を建てたのが始まりと伝わる。延暦15年(西暦796年)に里宮として今の地に祀られた。毎年5月2日~4日に行われる春季例大祭は「日野祭」と呼ばれ、3人の神稚児や3社の神輿、16基の曳山車を中心に、古式ゆかしく絢爛豪華に繰り広げられることで有名で、県の無形民俗文化財に指定されている。綿向山山頂(標高1110m)に祀る奥之宮(大嵩神社)では、古来より20年毎に社殿を建て替える式年遷宮が、今も絶えることなく続けられている。
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