恭仁宮跡(山城国分寺跡)

約1300年前、聖武天皇が平城京から遷都した恭仁宮。加茂盆地の北側「瓶原」に、大極殿と、その周囲を取り巻く回廊などが、平城京より移築された。発掘調査により南北約750m、東西約560mの南北に長い宮域であったことが確認されている。短期間で廃都となり、宮跡には山城国分寺が営まれ、現在も、金堂跡(大極殿跡)や七重塔跡には礎石が残る。美しい山並みと東西に横切る大河木津川、秋にはコスモスや彼岸花が見頃となる。
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