寸又峡温泉

南アルプス連峰の南端、大無間山の寸又峡渓谷近くに湧く寸又峡温泉。かつて手負いのイノシシが湯に浸かっているところを猟師が発見したという、原生林に囲まれた緑豊かな山あいのいで湯。昭和37年(1962年)に湯治場として本格的に開かれたが、当時は訪れる人は少なく、近年SLが大井川鉄道で運行されるようになり、賑わいはじめた。8軒あまりの宿と共同浴場があり、湯めぐりも楽しめる。寸又峡は「21世紀に残したい日本の自然百選」、「新日本観光百選」に選ばれた日本有数の景勝地として、知られている。
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