修善寺温泉

修善寺温泉
清流、桂川を挟んで温泉街を形成している修善寺温泉。大同2年(807年)、弘法大師が独鈷杵(仏具の一種)で桂川の岩を打ち、霊泉を湧出した独鈷の湯は、修善寺温泉発祥の温泉で、伊豆最古のものとされる。鎌倉初期には修善寺に幽閉された二代将軍源頼家が、入浴中に暗殺されており、源氏興亡の舞台ともなった。徳川中期には外湯(共同浴場)が普及し、湯治場として賑わい、明治に入ると歌舞伎の戯曲「修禅寺物語」執筆の岡本綺堂や夏目漱石をはじめ、多くの文人墨客が訪れた。情緒溢れる温泉街には、現在も弘法大師開基の修禅寺や独鈷の湯、源氏ゆかりの指月殿などの名所旧跡が点在し、老舗旅館や飲食店、土産店、昔懐かしい射的場などが並ぶ。

アクセス

静岡県伊豆市修善寺温泉

伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から「修善寺温泉行」のバス約10分「終点」下車、または新東名高速道路「長泉沼津IC」から車約30分

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お問い合わせ

0558-72-2501

伊豆市観光協会 修善寺支部 0558-72-2501

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